京都周辺で活躍する若手税理士達による自己研鑽や親睦のための活動

支部長あいさつ

近畿青年税理士連盟京都支部 第58代支部長   伊島 悠

 

事業方針『DX~魅力溢れる税理士への進化~』

 本年度で 58 年目を迎えた京青税は、先人たちの数々の功績によって約 400 名もの会員数を誇る組織へと成長してきました。ここに至る間には様々な困難が立ちはだかってきたに違いありませんが、その都度進化を続けることで強固な組織を作り出してきたのだと実感しています。そして今、新たな困難が私たちの目の前に立ちはだかっています。新型コロナウイルス感染症が猛威をふるった僅か 1 年の間で、今まで積み上げてきた常識は簡単に覆されることとなり、あらゆる分野で「今まで通り」が通用しなくなっています。特に、ここ数年で目まぐるしい発展を遂げていた通信技術や AI・IoT などの分野については、テレワークなどをきっかけに急激に普及することとなりました。しかしながら、私たちの業界においてはこれらの環境変化に十分適応しているとは言い難い状況にあります。
 その一方で、厳しい経営状況に陥る企業を傍で支えることができる存在として、私たち税理士が真価を発揮する場面が多くなったのも事実です。受験者数の減少などが問題視されている税理士業界においては、注目が集まっている今こそが税理士という職業の魅力と素晴らしさを発信する絶好の機会であるとも考えられます。苦境に立たされた今こそ、私たちには進化することが求められています。新しい時代を想像し、新しい価値観のもと、新たな技術を取り入れ、次なる世代に影響を与え、より魅力溢れる税理士として進化を遂げる「超回復」の絶好機だと確信しています。
 本年度は、税理士を今より更に魅力溢れる職業とすることを目的として、「DX」をスローガンに掲げます。DX(デジタル・トランスフォーメーション)は、エリック・ストルターマン氏が 2004 年に提唱した概念です。AI や IoT などのデジタル技術を活用した抜本的な業務変革を指す言葉で、日本では経済産業省がこの推進を図っていますが、コロナ禍におけるテレワークの普及等をきっかけとして更に注目が集まっています。「会員相互の親睦と研鑽を図りつつ、納税者の権利を護り、租税制度の改善と税理士制度の発展を図る」という理念を追求するためには、常に進化し続けることが必要です。私たちがより魅力ある「DX(デラックス)」な税理士としてこれからも継続して強固な組織力を発揮していけるよう、この「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」に正面から向き合い、税理士の未来像を描いてまいります。


以上のことを踏まえ各部活動は以下のようにおこないます。

各部の事業予定

制度・研究活動

 制度部では、税理士という職業をより魅力的なものにすることを目的として、「資格取得問題」についての議論を深めます。近年の税理士試験における受験者数減少は看過できない問題となっています。また、少子高齢化や人口減少などの外部要因を考えれば、如何にして優れた人材を税理士業界に導くのかという視点も必要であると考えます。これらを踏まえ、試験制度や受験資格要件の在り方など、あらゆる切り口から税理士制度の根幹となる「入口」とはどうあるべきなのかを追求します。

 研究部では、通例となっている大学生とのディベートに対して例年以上に注力します。例年おこなっているディベートでは裁判例などを題材として税法解釈に対して考察を深めています。本年度はこれに加えて新たな大学を対戦相手に迎え、あるべき税制を追求するための政策ディベートをおこないます。変化し続けている時代に対応した税制とはどのようなものなのかを深く追求することで、未来を語ることができる魅力ある税理士を目指します。また、他団体との交流を深めるために開催している他士業との共同勉強会についても継続して開催します。

総務

「DX」を実践すべく、この 1 年間については思い切ったデジタル化に舵を切り
ます。幹事会については会場を設けることなく、全て WEB 開催で実施することでよりスムーズかつコンパクトな会議運営に挑戦します。また、各行事への出席管理方法についても HP での申込に一本化することを推し進めます。その他、会報誌や案内文等のメール配信などについても検討する等、従来の管理方法や運用方法に捉われることなく、進化を求めてあらゆる「今まで通り」にメスを入れます。

 

広報・組織・厚生活動

 広報部では、前年度開設した Instagram、YouTube、LINE 等の SNS の更なる普及に注力します。SNS で発信するコンテンツを増やし、より使いやすく、より親しみやすい媒体へと進化させます。HP の改良についても継続して実施し、SNS との連携を図ります。これらの活動を通じて、会員だけでなく、未来の会員となり得る多くの若年層に税理士と京青税の魅力を発信します。

 組織部では、新入会員の獲得に対して力を注ぐことは継続しつつも、目先の結果だけに捉われず中長期的な組織拡大を見据えて活動します。これから税理士を目指す若年層へのアプローチを強化し、税理士と京青税の魅力を伝えることで将来の組織拡大に貢献します。これまで開催してきた専門学校や大学でのセミナーに限らず、新たな切り口についても模索します。

 厚生部では、会員の健康面を最優先に考えることを前提に、コロナ禍に適した親睦の在り方を模索し続けます。LINE スタンプ第 2 弾の制作や前年度誕生したマスコットキャラクターの新たな活躍の場を設ける等、会員の皆様にお楽しみいただける企画を数多く企画していきます。また、新しい取り組みとして近年盛り上がりを見せている e スポーツに関するイベントを開催します。

連盟・全青活動

 青税活動が京青税だけに留まることのないよう、連盟・全青税の各行事に積極的に参加します。本年度は京都から全青税の要職に就いていただく方を輩出しますので、支部一丸となって全力で支えていきます。

近畿税理士会への対応

本年度は近税会の役員選挙の無い年となっていますが、理事会の傍聴などを通じ
て近税会で現に行われている議論を正会員に伝えていきます。また、あるべき税理士像の追求、税理士制度の発展のため京青税の意見を反映させるべく、税理士界をよくする会との連携を例年以上に綿密におこないます。

以上の基本方針に基づき、京青税の歴史を背負いつつ、未来に目を向けて勇往邁進します。皆さまのご支援、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 

PAGETOP
Copyright © 近畿青年税理士連盟京都支部 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.